「こんのぉ…バカ真白!! 危ないから窓で遊ぶなっていつも言ってるだろ! もう少し俺が遅かったら今頃落ちてるぞ!!」 「ご、ごめんなさい…」 「雪斗も!危ないから窓の近くで遊ぶなって叔母さん達にも言われただろ!!」 「すみません…」 それからは大変だった。 お母さん達が慌てて帰ってくるわ、雪君の両親も飛んで帰って来て謝りにくるわ、2人で怒られるわで… その日はお互いの両親の怒りの声が近所中に響いた。