佐助は何かを思い出したような顔をした。
「…忘れてた。早速だが、お前ら月影党に忍務がある。」
…初日に忍務!?前代未聞っ!
そう思ったが、すぐに思考を変えた。
……つまりは、月影党が信頼されてるってことだよね。
やってやろうじゃん!私の実力!!
「おい。間抜け梓、聞いてるか?」
…相変わらずムカつく(怒)
とりあえず、押さえておこう。
「聞いてます!」
「じゃあ、俺についてこい。」
佐助はすたすたと行ってしまった。
「ちょっと!まってよ、佐助!」
もう!どこいくの?
しかも、置いていくなんて最悪!
少し不機嫌ながらも、佐助の後を追った。