〜イメチェン…?〜 -琴音 side-
おはようございます!今日は少しあたしの方が起きるのが遅くて、寝坊してしまった。
顔を洗おうと洗面所へ行くと、稚里がハサミを持って鏡と睨めっこをしていた。
慌てたあたしはガシッと稚里の手首を掴む。
「稚里!?早まっちゃだめだよ!?」
『!?…こと?』
何をしようとしてかは知らないけれど、あたしは稚里からハサミを奪い取って元あった場所に戻した。
稚里は至極驚いた顔をしていたけれど、驚いたのはこっちのほうだ。
けれど稚里は目をぱちくりとさせたあと、はぁと短くため息をついた。
『早まるって何。別に変なこと考えてたワケじゃないからね?』
「へ…?じゃあ、何をしようとしてたの?」
首を傾げてそう聞くと、稚里の顔はみるみるうちに真っ赤に染まった。
『べっ…別に…。気が向いたからちょっと……イメチェンしてみようかなぁ…なんて……』
おはようございます!今日は少しあたしの方が起きるのが遅くて、寝坊してしまった。
顔を洗おうと洗面所へ行くと、稚里がハサミを持って鏡と睨めっこをしていた。
慌てたあたしはガシッと稚里の手首を掴む。
「稚里!?早まっちゃだめだよ!?」
『!?…こと?』
何をしようとしてかは知らないけれど、あたしは稚里からハサミを奪い取って元あった場所に戻した。
稚里は至極驚いた顔をしていたけれど、驚いたのはこっちのほうだ。
けれど稚里は目をぱちくりとさせたあと、はぁと短くため息をついた。
『早まるって何。別に変なこと考えてたワケじゃないからね?』
「へ…?じゃあ、何をしようとしてたの?」
首を傾げてそう聞くと、稚里の顔はみるみるうちに真っ赤に染まった。
『べっ…別に…。気が向いたからちょっと……イメチェンしてみようかなぁ…なんて……』