「意地っ張りだねぇ…。気にしなきゃいいのに」



クスクスと笑う琴音を睨めば、視線を外して隼人と話し出した。

それから2人でどこに行って、必然的に2人きりになりました。

暁斗と。

ちょっと…気まずい…。暁斗…無口だし。

優樹ほどではないけど。



『…暁斗はいいの?』

「…あ?」

『遊ばなくて』

「……俺が海で遊ぶように見えるか?」



うん。見えない。

ごめんなさい。だから睨まないで。



「お前は…」

『んー?』

「お前はいいのか。海入んないで」