な[ごめん琳奈!許して!]


り[ふざけないで!
どうせ今まで心の中で笑ってたんでしょ!?
琳奈と武瑠は似合わないって。]


な[笑ってなんかないよ!!
心の底から応援してたよ…。]


り[じゃぁ何で!?
何で琳奈に奈菜が武瑠を好きな事教えてくれなかったの!?]


な[それは…。]


"武瑠に告られて気がついた。"


それが本音。
だけど……、
なぜか言えなかった。


り[もういいよ…。
奈菜、もう一切琳奈に関わらないで。]


な[琳奈!?ちょっと待って!
うちら親友でしょ!?]


り[ふざけんな!
琳奈は奈菜を親友だなんて思った事ないし、思いたくもない。]


私は、ショックで何も言えなかった。


琳奈は、教室から飛び出していった。


琳奈...。



ごめんなさい...。