僕の家がなくなっていた。
跡形もない。と言いよりはもともと家なんてなかったかのように何もなかった。
また急いでタイムマシンへ戻り、今の時代を確認した。
ダイヤルは2007/05/30になっている。
間違いない‥‥‥‥。ここは僕のいるべき時代だ‥‥‥‥。
どういうことだ。
どうなっているんだ!?
頭が真っ白になっていたが、やがて血の気が引いて顔面蒼白になっていくのが自分でも分かった。
そうだ!
近所の人に聞いてみよう!
一番近くの家へ駆け寄った。
こんな夜遅くに訪ねてもいいかな?怒られそうだな。
いやっ、こんな時だ。いろいろ考えても仕方がない。
ピンポーン
玄関までたどり着くと同時にインターホンを押した。
誰もでない。
ピンポーン
もう一度押した。
どす、どす、どす‥‥‥
その家に灯りがつき、中からこっちに向かって来る足音が聞こえてくる。
「こんな時間に誰だぁぁ!?」
ガシャっと扉が開くと怖そうな大きな男が出てきた。
こいつ、怖ぇぇぇ。
少しビビってしまった。
「夜分遅くにすいません。隣に家がなくなって、平地になってるんですが、どうしたんですか?」
「何言ってんだ!?隣は昔から空き地じゃぁねぇか!バカにしてんの!?」
夜遅くに起こされて、訳の分からない質問をされて男の顔は鬼のようになっていた。
「はい、すいません。」
僕は怖くなってその場から猛スピードで走り去って、道の曲がり角に回った辺りで走るのを止めた。
今はそんな怖さよりも、ここが何処か、の怖さが勝っている。
僕の知る現代とは違うモノだった。
すべてが違った。
この時代にも、、、、僕の居場所がなくなっていた。
跡形もない。と言いよりはもともと家なんてなかったかのように何もなかった。
また急いでタイムマシンへ戻り、今の時代を確認した。
ダイヤルは2007/05/30になっている。
間違いない‥‥‥‥。ここは僕のいるべき時代だ‥‥‥‥。
どういうことだ。
どうなっているんだ!?
頭が真っ白になっていたが、やがて血の気が引いて顔面蒼白になっていくのが自分でも分かった。
そうだ!
近所の人に聞いてみよう!
一番近くの家へ駆け寄った。
こんな夜遅くに訪ねてもいいかな?怒られそうだな。
いやっ、こんな時だ。いろいろ考えても仕方がない。
ピンポーン
玄関までたどり着くと同時にインターホンを押した。
誰もでない。
ピンポーン
もう一度押した。
どす、どす、どす‥‥‥
その家に灯りがつき、中からこっちに向かって来る足音が聞こえてくる。
「こんな時間に誰だぁぁ!?」
ガシャっと扉が開くと怖そうな大きな男が出てきた。
こいつ、怖ぇぇぇ。
少しビビってしまった。
「夜分遅くにすいません。隣に家がなくなって、平地になってるんですが、どうしたんですか?」
「何言ってんだ!?隣は昔から空き地じゃぁねぇか!バカにしてんの!?」
夜遅くに起こされて、訳の分からない質問をされて男の顔は鬼のようになっていた。
「はい、すいません。」
僕は怖くなってその場から猛スピードで走り去って、道の曲がり角に回った辺りで走るのを止めた。
今はそんな怖さよりも、ここが何処か、の怖さが勝っている。
僕の知る現代とは違うモノだった。
すべてが違った。
この時代にも、、、、僕の居場所がなくなっていた。