遂に完成した自慢のタイムマシン。
僕の夢だった。
昔よくタイムマシンの映画を何度も見ていた。
その頃の夢がたった今、現実のモノとなった。
早速電源ボタンに手を伸ばした。
ブーーーンっと低いうねり声をあげ始め、次第にキーーーンと何か金属的な物が高速で回るような音を出し始めた。
周りの物がカタカタと揺れだし、タイムマシンを中心に散らかっていた工具や機械が磁石みたいにガレージの壁側に飛んでいった。
機械が安定し始めて少し様子を伺った。
少しばかり怖くなったが気持ちの高ぶりのほうが勝っていた。
僕はタイムマシンに備えられている椅子に座りこんだ。
そして、すぐさま行きたい時代の時間設定ダイヤルに目をやった。
「そうだなぁ。」
「まずは未来に行ってみよう!」
今の時間、2007/05/30から2107/05/30へダイヤルを回す。
カチカチカチと音をたてながら時間のセットが完了した。
あとはスタートのボタンを押すだけ!
緊張の瞬間が訪れた。
ガシャンと音をたてボタンを最後まで押しやった。
タイムマシンは更に轟音をたて、金属が回転するような音は激しさを増した。
次に振動が僕の体に伝わってきた。
急いでタイムマシンの椅子をしっかりと握りしめ直した。
ガタガタガタっと家全体が揺れているようで僕は、家が壊れるんじゃないかなと思った。
次の瞬間、振動がピタリと止み、周りの音が一切聞こえなくなった。
瞬間!目の前が真っ白になり、光が僕とタイムマシンを包みこんだ!
僕の夢だった。
昔よくタイムマシンの映画を何度も見ていた。
その頃の夢がたった今、現実のモノとなった。
早速電源ボタンに手を伸ばした。
ブーーーンっと低いうねり声をあげ始め、次第にキーーーンと何か金属的な物が高速で回るような音を出し始めた。
周りの物がカタカタと揺れだし、タイムマシンを中心に散らかっていた工具や機械が磁石みたいにガレージの壁側に飛んでいった。
機械が安定し始めて少し様子を伺った。
少しばかり怖くなったが気持ちの高ぶりのほうが勝っていた。
僕はタイムマシンに備えられている椅子に座りこんだ。
そして、すぐさま行きたい時代の時間設定ダイヤルに目をやった。
「そうだなぁ。」
「まずは未来に行ってみよう!」
今の時間、2007/05/30から2107/05/30へダイヤルを回す。
カチカチカチと音をたてながら時間のセットが完了した。
あとはスタートのボタンを押すだけ!
緊張の瞬間が訪れた。
ガシャンと音をたてボタンを最後まで押しやった。
タイムマシンは更に轟音をたて、金属が回転するような音は激しさを増した。
次に振動が僕の体に伝わってきた。
急いでタイムマシンの椅子をしっかりと握りしめ直した。
ガタガタガタっと家全体が揺れているようで僕は、家が壊れるんじゃないかなと思った。
次の瞬間、振動がピタリと止み、周りの音が一切聞こえなくなった。
瞬間!目の前が真っ白になり、光が僕とタイムマシンを包みこんだ!