【翼】



競技の合間にけがした俺は病院に連れて行かれ今帰宅した。



俺の腕のけがは強い打撲だった。



そんなに大事には至らなくて良かった。



それに左腕だし。



それより唯が心配だ。



自分のせいだと攻めてる。



唯のせいじゃなくて俺が前方不注意だったんだ。



唯帰ってねーし寝る。



どうするかは起きてから考えよう。



「翼、ごめんね」



寝起きは最悪。



唯が謝りに来ててそれで起きた。



「お前の口からごめんなんか聞きたくない」

「起きてたの!?」



何度も何度も唯を説得するが全然伝わらない。



「分かった。お前が俺の左腕になれな」

「うん」