綾稀side

佐藤綾稀(16)
今大好きな彼氏がいます。
あと2日で1年3ヶ月。
長く続いています。
彼氏の名前は
三浦悠汰(16)
夏の暑さが増す7月15日。今日も悠とはラブラブです。
「悠!」
「おう。おはよ」
「おはよー」
「綾稀さー。今日と明日空いてるか?ってかあけとけ」
「うん。わかった」
ってことは...記念日遊べるじゃん。
記念日の前になるといつもこうやって聞いてくる。
そんな不器用なところ大好き。
「じゃあまたあとでな」
「うん。」
今日も明日も楽しみだなー。
なんて一人でにやけていると、
「綾稀ー!あんたまた悠太と遊ぶの?あたしと約束してたのにねー」
「あっごめん!忘れてた!」
「本当忘れんぼうだよね。まあいいよ。今日も明日も楽しんできな!」
「亜美ーいつもありがとお!!!」
「いいって!また今度遊ぼう」
「うん!」
佐野亜美(16)
私の小学校からの親友です。
悠と付き合えたのも亜美のおかげかな?
亜美にもラブラブの彼氏がいるのです。
夏目拓也(16)
悠とは幼馴染でよく4人で遊ぶのです。
あっ噂をすれば...
「亜美ー!!!!」
「拓也!」
「おはよー亜美!!!今日も可愛いよ」
「ありがとう。お世辞はいいから、今日空いてる?」
「もちろんだよ!!」
「綾稀に断られちゃってさ(笑)」
「綾稀。亜美いじめんなよな!」
「亜美ーそんなんじゃないって!拓もごめんね!」
「いいっていいっておかげで亜美と遊べるしね」
「そういうこと!じゃっ綾稀教室もどろっ」
「うん!拓じゃーね」
今日は楽しみだな...♪

そして放課後。
「綾稀いくぞ。」
「悠!今行く!じゃっまたね亜美!亜美も楽しんで」
「うん。悠汰~綾稀と仲良くねー(笑)」
「うっせーよ。」
「悠汰そんな口亜美にきかないでくれる?」
「お前もいたのかよ。」
「まあ楽しんでこいよ。」
「うっせーってば」
「悠!早く行こう!!」
「あぁ」
「亜美!拓!月曜日ね!」
「うん。」
そして悠と教室を出た。
「ゆーうどこ行く?」
「んー俺んち行くか」
「そーだね。行くと来ないしね!」
手を繋いで悠の家に向かった。
「おじゃましまーす!」
「何回言えば気が済むの?俺一人暮らしだって100回くらいいったよな」
毎回来るたびに怒られてます。
「あっそうだね!」
「まあいいや。とりあえずなんか飲むか?」
「うん!」
「なに飲む?」
「もちろんりんごジュース!」
「お前いつもそうだよな(笑)」