チクチクと直し始めた私。


その間、清水くんはすごいものでも見るような目で私を見ている。


そんな清水くんの視線に気がいってしまっていた。



だから


「い゛っ………。」


手元を注意していなかったから針をさしてしまいました。


意外としっかり?さしてしまったので、丸く血が出てきています…




「だいじょーぶか!こういう時ってどうすればいいの?」

「だいひょーふです。」



口に指をくわえて話しているので上手く話せない。(笑)



なんて一人で思ってたら、清水くんがどこからかばんそうこうを取り出していた。


結構、かわいらしいばんそうこうで…(笑)




「福永、指!貸してみ!」



言われて素直に指を出したら、清水くんが傷口に貼ってくれました。



貼ってくれたのはいいんだけど