「はいっ! 誕生日おめでとう」
渡されたのは、長方形の青色の箱。
「開けていい?」
「うん」
俺が箱を開ける。
中には……腕時計。
「優みたいにお金なくて、あんま良いもの買えなかったんだけど……」
「いや、すっげぇ嬉しい……」
腕時計は金色で、すっげぇ俺好みのやつ。
「ほんとっ?」
「うん」
「美和ちゃんとね、いろいろ相談して」
あ……もしかして、
この前、美和ちゃんと買い出しって……。
だんだんと、
パズルが当てはまっていく。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…