「ハッピーバースデー!!」 え……? リビングを開ければ、電気がパッとつく。 リビングは、モールや紙で作られた花とかで、装飾されていた。 そして、目の前には、満面の笑みで迎えてくれている律果。 ぁ……そっか、明日俺の誕生日……。 時計を見れば、ちょうど12時。 ……律果の風呂が異様に長かったわけだ。 「優、こっちきて!」 律果はストンとソファに座る。 俺は、律果の隣に座った。