「ぁーはいはい」 「言っとくけど、マジだからねっ?!」 「わーったよっ!」 「絶対だよっ?!」 「わかったって。んじゃ、眠くならないように早く帰るぞ」 「そうだね」 律果は足でブレーキをかけて、公園の出口へと駆けて行く。 「早く帰ろっ!」 「……はいはいっ」 俺は苦笑いをして、律果の元へと歩く。 真っ暗な夜の中でも、律果の笑顔は、 眩しかったんだ。