「あーぁ。忘れてた!はい、鞄」
「んっ、ありがとう!」
「???。なに、その大荷物。」
「あぁー、俺も気になってた」
「秘密ー!」
「ちょっ、教えなさいよ!」
「ほんとだよ!」
言わなかっら、しつこそうだから、私が達也の幼なじみで、今日から住むことを仕方なく教えてあげた。
さすがにセフレだとかは、言ってないけど………。
「ハァ?どうゆう事よ」
「だから〜、今日から達也ん家に住む事になっちゃったの」
「だからって!何があるかわかんないわよ?いくら幼なじみでも、相手は、男でまいは、女の子なんだからね?ちょっ、空もなんか言いなさいよっ」
「おいっ、ほんとか?」
急に、声のトーンが低くなった空の顔は、真剣な顔だった。
「どうしたの??空くん」
「ほんとに、達也と住むのか?何があるかわかんないんだぞ?まいをそんなとこに住ませたくねぇーよ」
「空くん?」
「行くなよ。」
「へ?」
「達也ん家行くなよ。達也ん家行くなら、俺ん家来ぃ「ストップ!まいは、俺ん家来るんだよ」
「達也……」
「行くぞ、まい。」
「へっ?えっ?まだ授業もやってないのに」
「いいからっ」
達也は、私のボストンバッグと鞄を軽々しく持ち、私の手を引き教室を出た。
後ろから「待てよ」と空くんの声が聞こえた。