その隙に彼に両手首をもっていかれてしまった


「…あ…」

彼が私の青くなった手首を何度も優しく撫でている


そうされると痛みが柔らかく感覚に襲われた


沈黙が流れる


妙に気恥ずかしい


「/////」


自分でも顔が赤くなったのが分かった




「…も…ダイジョブだから…///」



恥ずかしくて声が裏返った


「っ///」


恥ず…////


「痛かったよな…」