「だったらなんだ」

蓮斗は総長の顔になり
相手を睨みつけた




そいつは奇妙な笑い方をし
いきなり私の腕を掴み
引き寄せた


「うわぁっ!」

首元にナイフを突きつけられ

「こいつが死んでほしくないなら今すぐ龍銀想を解散しろ!」
こいつっ!なんてことを言う!

「蓮斗っ!私のことはいい
仲間を連れて逃げろ」

こいつらの族はざっと
200人いる

だが龍銀想は今の人数は
20人だ!残りの仲間を呼ぶのも
時間がかかる!それに

こんなとこでそんな大きな
ことを起こすのは駄目だ

くそっ!わたしが皆の
足ひぱってる!

「蓮斗!聞いてんのか!
今の人数では無理だ!
仲間をつれてにっ」

「お前も仲間だろ!!!」

蓮斗の怒鳴り声が
わたしの声とかぶった。

「お前をちゃんとつれて帰る
あまり俺達をなめるな俺達は
龍銀想だ!!!」

蓮斗…すまない

ありがとう…


「ははははは」

あいつらは笑いだした

何がおかしんだよ


「俺達は龍銀想だ?ははははは
笑わしてくれるじゃねぇか
その口二度と開けねぇように
してやっからよ!」

そして全面戦争が始まった


わたしもこいつから
なんとかして逃げないと!