蓮斗が生きてる
透き通る金に近い
綺麗な茶髪に紅のメッシュ。
切れ長だけど輝く瞳
筋が通った鼻筋
形のいい唇。
すべて蓮斗と一緒
｢蓮斗でしょ…？ねぇ？｣
びっくりした目で
私を見てくる
｢俺は蓮斗って奴でわない
俺の名前は谷端裕弥だ｣
｢え………｣
蓮斗じゃない…？
嘘だよね？だって
そっくりだよ。
戻ってきてくれたんじゃないの
私はもう狂いそうだった
かつて愛してた人が突然
私の目の前に現れた。
気分がふらふらして
私はその場で倒れた。
｢え？ちょっおい！大丈夫か？｣
あー。私やっと蓮斗に
逢えた
そこで私の意識は切れた。
