ヒゥー.....ドドーン!!!





「わぁ・・・!!」





私達の目の前で空に花が開いた。



「たーまやー!!」




優田がたくらんでいたのはこれだった。



「すごいすごい!!絶景スポットじゃん!!」

「へへッ♪だろー!?いい場所探しまくったら、ここが一番の絶景スポットだったんだ。亜悠花に見せたくて。」


「私に見せるためにずっと探してくれたの?」


「・・・まあな!!」




「・・・ありがとう。」




優田は照れたように笑った。



「っひっく・・・ひっ・・・。」


「おい!!何で泣いてんだよ!?」


「ひっ・・・うるちゃい・・・ひっく・・・。」