「そうだ!!公園行こう!!公園♪」



「公園!?」



「そ、こーえん♪」


よかった。動きやすい格好してきて。




「じゃ、後ろ乗って?」




・・・へ?




優田は自分が乗ってきた自転車の後ろを指さしていた。


「うーしーろ!!早くしないと行っちゃうよーん♪」

「やだ。重いから。」

「大丈夫だって!!ほら♪」


そう言って私を半強制的に後ろに座らせた。



「よっしゃー!!出発ー♪」



・・・やだって行ったのに。

とか思いながらも本当はすごく嬉しかったりして。



優田の後ろでクスッと笑って


優田の腰につかまった。