いじめは毎日続いた…。


隼人に話すのは迷惑かけちゃうし悪い気がしたから


何も言わなかった…。


でもこれが悪かったのかもしれない。


仲が戻った私たちの邪魔は次々と入ってきた。


キーンコーンカーンコーン…


やっと授業の終わりを告げるチャイムが鳴る。


今から昼休み―


お弁当はいつも隼人のグループと由佳たちと食べる。


でも私はちょうど先生に呼ばれて職員室に行っていた。


教室に戻って見ると由佳たちの姿はない。


いつもは待っててくれるのに…。


そう思いながらいつもの集合場所である


屋上へと向かった。