「ほら、早くしろよ。」

「うぅ…分かりました。」







あたしは仕方なく他の教室でスカートを短くして制服をきくずした。





まぁ今時の高校生っぽくね。





「お、お待たせしました…。」





山谷君が待っている教室にゆっくり入る。





「っ!!/////」




あれっ?どうしたんだろう。





「どうかしましたか?」

「いや…何でもない…。」







なぜか耳が赤い山谷君。





というか、やっぱりあたし似合ってないよね…。




「おい。」

「はい、なんでしょう?」

「今、自分は似合ってないとか思ってねぇよな?」

「え…何で分かったんですか?」

「はぁ…顔見れば分かるよ。」






そ、そうなんだ…。