部屋割りの紙を見ると…
そこには…
「う…嘘でしょ…?夢じゃないよね…?」
「海宇~やったね!一緒だぁ~し・か・も~」
「部屋、内江と飯田一緒だな!」
「高峰くん…」
そう…部屋割りは、
私、舞子、久野くん、そして高峰くんと一緒だった。
これが夢なんじゃないかってくらい嬉しかった。
「舞子、久野くん、高峰くん…よろしくお願いします!!」
「海宇…こちらこそだよっ!」
「敬語とか、内江らしくないな」
「おう!よろしくな」
私の高校生活はまだまだ始まったばっかり。
これからが楽しみで楽しみで…私には始まりの風が吹き始めていた。