胸をドキドキさせながら、
発表されている所に行った。


どうか…お願い…
一緒になれますように…


私の願いはもうこれだけだった。


「大丈夫…私がついてるから…」


「うん…もう大丈夫!はやく見よ!」



ドキドキしながらまず、クラスを見た。
全部で4クラス。


「えっと…私は…」


――バンバン

探している途中で舞子が背中をおもいっきり叩いてきた。


「舞子!ちょっと…痛いんだけど!」

「だって…だって…クラスが…」


と舞子が言いかけたとき、
私はもう一度クラス表を見た。
――2組

内江 海宇

飯田 舞子


「あ~っ!!クラスが…クラス…」


「「一緒~!!」」



私と舞子は嬉しさのあまり声をはもらした後、抱き合っていた。


残念ながら久野くん、高峰くんとは離れてしまった。