「? はい…」


どうい言う意味だろ…?

“なにか”って…?


「ここ…段差なんてないぞ」


「え…」


顔から

血の気がひいたのが分かった

段差が…ない?

まさか……


「“自動的に段差が出来る?”」



ってことだよね…?


「それはありえないな」


ありえない…か…



「それじゃ、どういう事…?」


「…さあな。今はそれより、アイツの元へ行くしかない」


またツインテールさんは

私の左手を引いて

小さな光の方へ歩き出した