「か、可愛い!!」


初めて生で見るゴスロリに

目を輝かせた


「可愛くなんかない。これはアイツの趣味だ。…お前の方が断然可愛い。(小動物みたいで)」


最後聞こえなかったけど

金髪ツインテールさんは

続けた


「と、とりあえずついて来い」


グイッと左手をとられ


赤い頬を隠すように

背中を向けて

牢獄を出た


暗闇の中私は闇に慣れてない目で




必死について行った