ハァッ‥‥も、だめ‥‥


「なんだよ、悠花体力ねぇなぁ(笑)」


いやいや、男の子と
一緒にしないでよ。


双紫なんて息一つ上がってない。


「も、早く‥‥並ぶよっ‥‥」


走って息が切れてるせいで
うまく話せない。


「そういえばどこに並ぶの?」


「え?」


あっそうか!

私たち遅刻したから
クラス表見てないんだ!

どうしよう‥‥。


「お前らどうした?早く並べよー」


「いや、あのそれが‥まだクラス表みてなくて‥‥」


「はぁ、遅刻したのか。んで、名前は」



双紫が先生に聞いてくれた
おかげで私たちは
ちゃんと並ぶことができた。


私も双紫も2組だった。



‥‥一緒のクラスで
喜んでいるのは双紫には内緒。