「っやめて!」



ハァハァハァハァ



私は机にあるものを全部床に落とした。



コンコン



「…開いてるわ」



「どうか…されましたか?」



そう言って入ってきたの隣の部屋に居た百合華。



「何でもないわ」



「何かあったなら私に…」



「何にもないわ!」



「…そうですか」



「えぇ…百合華ちゃん、あなたもお勉強があるでしょう?早く自室に戻りなさい」



「はい…私は、私はいつでも彩華お姉様の味方です」



「…ありがとう」



百合華ちゃんの言葉で少し闇が晴れた



そしてもう一度勉強を始めた