ある日寝坊したあたしは走って学校まで行ってた。



ちょうど校門入ろうとした時あたしは足を絡めて派手に転けた。



「いったぁ・・」



足の痛さと恥ずかしさで泣きそうになってる時、



「イケるか?」



目の前で手を差し出してくれる男の子。



それが悠李やった。



「あ、ありがとう」



あたしは悠李の手を掴んで立ち上がってお礼を言った。



「全然いいけど、足イケるか?」



「あっ大丈夫です!!」



「そっか。気ぃつけえよ。」



悠李はそう言ってあたしの頭をポンポンと2回叩き、



校舎へ入っていった。



あたしはこの瞬間恋に落ちた。