「 ・・・・美夏さん 」
「 あ? 」
「 美夏さん、居ますよ 」
私の視線を追って、先輩も
ドアの方へ目を向けたらしく
「 何してんだよお前ら 」
大きな溜息をつきながら
私の上から退いた。
「 だって、入りにくくて・・・ね? 」
「 邪魔すると悪ぃじゃん? 」
「 そういうときは出てけよ 」
リビングに入ってきたのは
美夏さんと、・・悠太さん。
先輩より明るい茶髪が目の前で揺れて
気付いたときには、私の目の前に
悠太さんが居た。
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