「何言ってるのかちょっとよく分かんないんだけど。なんで私が聞かれる方になってるわけ?」



ホントバカみたい。
なんで私のプライベートまで縛られなきゃならないの?



「んー。なんでって言われても、俺だってなんも聞かされてねぇし、テレビの仕事あるっていうのに仕事ない日はお前のボディーガードしなきゃならないんだけど。俺らはおのじい様に頼まれただけ。なんでかは知らないけどね。」


・・・はい?

おじいちゃんが頼んだの!?まぁ、生徒会長と地味男はなんとなく分かるけど、なんで玄能人のKOUなんだろう・・・。

おじいちゃんの考えてる事がいまいちよく分かんない。



「なんか、私のためにごめんね。いろいろ迷惑かけちゃって・・・。」



ここはやっぱり私がおじいちゃんの代わりに謝っておかないとね。


「迷惑かけたっていうか、これから迷惑かけるんだろ?しかも、俺らも別にいやいやじゃねぇし。楽しそうだから引き受けただけ。別に迷惑だなんておもってねぇよ。」