「でわ、ついてきてください。」



そう言って、私の数歩手前を歩き出した。

そして着いたのは、いままでとはまた違ったオーラをかもし出していた。他の扉よりも大きくて、ノブが金で出来ている。すごいお金をかけてるのが分かる。




トントン




「ご主人様、沙耶様をお連れしました。」


メイドさんがそう言うと、扉が勝手に開いた。
おぉ。ハイテクだなこりゃ。



「入りなさい。」