でも言わなきゃいつまでたっても光舞はサッカーやってくれない。


ふと目が合う。



「私と一緒に入ろ?」


『本当に言ってんの?』


「本当に決まってんでしょう?
入りたくなかったらいいよ。
私入部希望の紙もらってくる」



私は光舞をおいて屋上を出ようとした。


その時───