思い返せばこの事しか知らない。 光舞は自分の事あまり話さないから。 いつも私と鈴空のどうでもいい話し聞いてる。 『サッカーできんの? マジかよ?嬉しー』 鈴空は笑顔で机の側にあるサッカーボールを見つめた。 本当にサッカーの事しか目がないんだから。 サッカー馬鹿だ。