もう校舎で後見てないのはここだけか。 曲がり角を曲がり、俺の目に飛び込んできたのは、光舞と珠蘭だ。 珠蘭は光舞の肩にもたれて寝ていた。 その横の光舞も寝ていた。 一瞬何がどうなってるかわからなかった。 でもすぐ理解できた。 きっと珠蘭は光舞が好きなんだ。 『2人きりかぁ♪ 邪魔したら悪いし1人で帰るか』 珠蘭、頑張れよ? ─鈴空Side─ E N D