光舞は全て話し終えた。


自分は人一倍弱いと。


目の前の現実から逃げた事も。



「私は光舞の友達」



私は立ち上がり、光舞の手に触れた。


全て打ち明けてくれた光舞は凄いよ。


人一倍弱いなんて、そんな事ない。


弱い人なんていないよ。