―おまけ―


足はもうすっかり治り、毎日練習に取り組んでいます。


鈴空から連絡があり、新しい学校でまたサッカーを始めたみたい。



『なぁ珠蘭…』


「へっ?」



もう夏は終わり、秋になっていた。


足元には枯れ葉がたくさん…


制服は半袖から長袖に変わり、毎日が少し寒い!



『手、繋いで?』



え?


私はすごく簡単な事に驚いた。


光舞の顔を見て唖然した私。



『いや…ごめん、なんでもない』


「光舞ってバカ?」



私は光舞の手を握った。