そして唇をゆっくり離した。



「私バカだった」


『え?』


「恋するのに、恋愛条件なんていらなかった」



あんなくだらない10の恋愛条件なんて作った私がバカだった。


光舞は私の顔を見た。



『確かに恋愛するのに、あんな固っ苦しい条件つけるより、自由な恋愛がいいよな』


「だね!」



私は光舞の頬に軽くキスをした。