「じゃ、じゃぁ…サッカー教えてよ?」 あきらめる事は私だって大嫌い。 光舞があんなに笑顔で楽しめるスポーツだもん。 私にだって、ちょっとくらいできるはずでしょう? 可能性にかけたい。 『よし!やるか?』 「うん!」 サッカーを片手に持ち、先を歩く光舞に付いていった。 足元に光舞の長い影。 なんか、影でもかっこいいかも。