鈴空といるより断然。


なんだか今、幸せ…


思いを伝えるのはまだ先になるのかな?


今伝えて、この思い出が苦い思い出になるのがすごくもったいない。


けど、伝えたいよ。


こんな2人きりで、絶好のチャンスなんて今しかない!



「私、光舞が好き」



花火の火と共に、言葉が消えていった。


心臓がドクン・ドクンと鼓動が早まる。


返事が聞きたい。



『ごめん』