そして、始まりのホイッスルが鳴り響いた。 流れは速く、もうボールは仁のもとへ。 さすが!! っと、でも言っておこうか?? 『おせーんだよっ!!』 俺はボールを追いかけ、仁のもとへ。 『ふっ』 仁は一瞬笑みを浮かべた。 まだまだこんなものじゃない。 そう言いたいのだろう。 俺はボールを蹴ろうと、食い付いたが、仁はゴール近くでシュートを決めた。 始まって5分で...