優しいんだね?


私あのまま誰も来てくれなかったら、多分何もできなかった。


あれだけの事なのに、体が凍り付いた。



『なぁ、いつ告白すんの?』


「いきなりなによ!!」



言うタイミングおかしすぎ!!


てか告白なんか───



『今日浴衣だし絶好のチャンスじゃん』



光舞は私の浴衣を指差した。