ケーキを食べ終わり後片付けをして


「風呂入るぞ」


「どうぞ」


「何がどうぞだ、お前も一緒に入んの」


「えっ?じ、冗談」


あれは夕べだけのことでしょう。


「冗談じゃない。夕べだって逆上せかけたじゃねえか」


「あれは」


恭介さんが胸なんか触ったりするからじゃない。


「ん?入んぞ」


腕を引っ張られた。


えっぇぇぇ…


「き、恭介さんたら一人で大丈夫ですって」


「ん?そんなこと云うんだ」


「えっ?」


「お前がそんなに冷たいなら俺」


「……」


「寂しさのあまり他所に目を向けるかも」


へっ?


「き、恭介さ~ん」


そ、そんなの…嫌だよ~


「ん、なら一緒に入るな」


「……」


「志織」


「は、はい」


「ん」


何かニタニタしてない。


お風呂場へ連れて行かれ、服を脱がされて


シャワーを掛けられ体を洗われる。


「顔と髪は自分で洗え」


私が洗ってる間に恭介さんも全て洗って


バスタブに入れられ後ろから抱きしめられる。