「ば~か!俺は云ったろ。ちゃんと結婚してから、お前が、俺のもんだってはっきりレッテル貼ってから、お前を抱くって」


レッテルって…


「じ、じゃあ、急がなくても」


ヒ、ヒェ~


ジロッと睨まれてる。


「お前は馬鹿か!早く抱きたいだろが」


し、社長~


そ、そんな恥ずかしい事を大きな声で云わないで下さい。


「だから、早く結婚する」


社長の考えに着いていかれない。


「もう、諦めろ。お前は俺に逆らい徹せない」


「……」


た、確かに…