「クッククク…」


えっ?何がおかしいの?


「お前…年寄り臭いな」


「はぁ?」


私の何処が年寄り臭いのよ。


「『命の洗濯』なんてな。今時云う奴いるんだ」


「……」


恭介さんと生活してたらたまには『命の洗濯』でもしないと体がもたないわよ。


それに『命の洗濯』発言は前に恭介さんが云ったじゃないの。


もう忘れてるんだから。


ま、こんなことを恭介さんに云ったら怒鳴られるけど。


「フフフ…恭介さんも忙しいから『命の洗濯』が必要ですよ」


「フッ だな。お前と付き合ってっとたまには『命の洗濯』しないともたないな」


「ど、どういう意味ですか?」


私の台詞を取っちゃって!