えっ?


こんな高級ホテルに泊まるの?


な、何か…勿体無い。


って私は根っからの庶民だわ。


車を降りてフロントで鍵を受け取り15階の部屋へ


わぁ~綺麗な部屋



荷物を置いて窓から外を眺めていると



「おい行くぞ」


「えっ?まだ晩御飯まで時間ありますよ」


まだ4時過ぎだよ。


「ん?お前腹減ってんのか?」


「い、いいえ」


いくら何でもいつも空腹じゃないわよ。


「じゃあいいな。出掛けるぞ」


「えっ?」


「急ぐから」


腕を引っ張られ部屋を出て…ついでにホテルも出た。


いったい何処へ行くんでしょう?


――