フフフ…本当は聞こえてたよ。 そうだよね。 あのおかしなプロポーズは連休明けだったもんね。 もうあれから一年になるんだね。 あの時には考えられなかった。 恭介さんの…社長の奥さんになるなんて。 こんなに恭介さんが好きになるなんてね。 「ん?どうした」 ソファーに座っている恭介さんの後ろから抱きついて耳元で 「大好き」 「フッ ば~か」 ゴールデンウィークの話しはそこで終わり ――― ―― ― ―― ――― ―― ―