「えっ?」 禁断症状? 「お前に触れたかった」 「恭介さん」 鼻を擦り付けてるし。 恭介さん…前世は犬だったのかしらね。 「ん、お前は?」 「えっ?」 「俺がいなくても寂しくなかったのか?」 「……」 「志織」 「ヒ、ヒャッ!」 な、舐められた。 「恭介さん、止めて」 「いや」 「くすぐったい」 「……」 向きを変えられ やだ! そんな艶っぽい目で見ないでよ。 …ッ! 激しく唇を奪われた。