「だ、だから…行きましょう。何時までも此処にいるのも」 何か好奇の目を向けられてる気がする。 「ん、そうだな」 少し機嫌が直ったみたい。 「荷物貸せ」 鞄を持ってくれ 「飯はどうした?」 「サンドイッチを新幹線で食べました」 「ん。時間も10時前だしホテルに行ってルームサービスでも取るか?」 「はい。恭介さんは、食べたんですか?」 「あぁ」 「じゃあ行きましょう」 やっとホームを後にした。 タクシーに乗ってホテルへ