24歳が高校生の水着姿を褒めるのは違法か?
なんて馬鹿げたことを思いながら梨華の後を追う。
「すごーいっ!」
「梨華、一人で先行くな。」
すでに水の中に足を入れてる梨華。
プールは大きいドーナツ型になっていて、水がぐるぐる流れている。
つーか、人多すぎて流れねぇだろ。これ。
「裕二、楽しいねー」
「…あー?」
流れにそってウォーキングして楽しいのか?
曖昧な返事をしたのに、梨華は完全にスルー。
プールに集中しすぎ。
でも、浮輪に捕まりながら、ニコニコする梨華を見てると、これはこれで良いような気がしてきた。
「あっ!」