すると、そこでは
雅樹と元カノが会話をしている
コメントがあった…

内容がただの雑談なら
まだ良かった。

内容は…


元カノ<<全然変わってないね!>>

雅樹<<どうせ変わってないですよ〜>>

元カノ<<久しぶりに会いたいな〜>>

雅樹<<え?>>

元カノ<<私に会いたくないの?
ほんとは会いたいくせに〜
素直になれよ〜>>

雅樹<<あは。会いたいよ?>>






私はそれを見た瞬間
後悔と悲しみの波にのまれた。

涙がとまらない。


しかもその会話が
繰り広げられていた時間は
私が雅樹にめーるをした
時間でもあった。

元カノと会話をしていた、
つまりけーたいを開いていたのに
私の送っためーるは
無視されていたということだ。


私よりも元カノとの会話を
………優先した。


夜中の3時頃、大号泣した。

家族に気づかれないように
声を殺して泣き続けた。


(どうする?
別れるか…
見なかったことにするか…
それとも見たとはっきりという?

付き合い始めたばっかりで
喧嘩はしたくない。

だからといって、
別れるのは嫌だ。

ずっと頑張ってきて
やっと振り向いてもらえたのに…



よし、忘れよう。
見なかったことにする…

今日は模試の後デートの予定だ…

なかったことにして
平然としていよう………)


考えているうちに朝が来ていた。